劇場版「Fate/stay night」とマンガ「ローゼンメイデン」

　みなさん、こんわんわ

　今日もアニメとマンガのお話です。

　BDで劇場版「Fate/stay night　UNLIMITED BRADE WORKS」を見ました。
　フェイトの第２ルート、いわゆるアーチャールートの映画化ですね。

　ちなみに第１ルートがテレビアニメやマンガにもなっているセイバールートです。セイバーがメインヒロインなのは、このルートだけですね。セイバーファンのわたしとしては、ちょっとさみしい。
　第３ルートは、桜・イリアルートで、一番ダークなルート。気分の落ち込み度が激しいルートです。

　で、見た感想だけど、予想していた通り、やはり時間が足りない、の一言に尽きます。(本編１０５分だからアニメ映画としては、まあまあの長さなんだけど)。
　ストーリーの部分は相当ハショって、戦闘メインになってます。
　ストーリーは戦闘シーンの繋ぎ程度。

　だから、ゲーム未プレイの人は置いてけぼり感が強いかも。
　フェイトシリーズを初見の人は、おそらく、設定、キャラの背景、英霊、そのすべてがよくわからないまま終わってしまうのではないでしょうか。あまりに説明不足。
　セイバーの真名さえ、明かされないままでした。聖剣エクスカリバーの名は出ていたから、わかる人にはわかるでしょうけどね。

　ゲームをプレイした人でしたら、なかなか楽しめる内容になっていると思います。
　迫力のある戦闘シーンは、テキストを読みながら想像していたものと近いですね。
　剣の激しい打ち合いや、小柄なセイバーが、力いっぱい剣を打ち込む姿が印象に残ります。
　セイバーの見えない剣(インビジブルエア)の描写もいいです。
　アーチャーの強さも、よく描かれてました。

　ただ、ギルの説明はもう少しあっても良かったのではないかなぁ。
　あれでは、やたら強いだけの変な兄ちゃんです・・・。

　いずれにしてもあの複雑な第２ルートを映像化するには、時間不足でした。
　第３ルートは、もっと時間がいりそうだし、陰湿すぎるので、映像化は難しいでしょうねぇ。

　最近読んでいるマンガ。
　PEACH-PITの「Rozen Maiden」(全７巻)と「ローゼンメイデン」(既刊４巻)、ヤングジャンプコミックスから出てます。
　わたしもドールを持っているので興味を持ち、古本屋さんで手に入れて読み始めました。
　コンセプトは「アンティーク・ドールの戦い」だそうです。
　「Rozen Maiden」と「ローゼンメイデン」の２種類があるので、よくわからなかったのですが、アルファベット表記のほうが前編で、カタカナ表記のほうが後編といった感じになるのでしょうか？
　もし、読まれる場合は、アルファベット表記の「Rozen Maiden」からお読みになったほうが話はわかると思います。
　ドールたちの描写が丁寧で、可愛いですね。服も綺麗だし、性格は変だしｗ
　お気に入りのドールは、ヒロインの真紅と、逆十字の黒い服を着た冷酷だけど、どこか寂しそうな水銀燈かな。
　泣き虫の雛苺は、たまらなく可愛いし、大人しそうだけど実は毒舌の翠星石もいいな。
　絵柄から少女マンガと思ってました。少年誌に連載されていたのね。意外でした。
　ドール好きのわたしとしては、とても楽しいマンガです。
　主人公の少年が、ローゼンメイデンのドールたちを呪い人形、と呼ぶのが笑える。確かに、ドールが人間の少女のように動きだしたら、怖いよねぇ。ローゼンメイデンたちは、わがままばかりだし大変ですｗ
　アニメ版もそのうち見てみたいです。

　それでは、またねぇ。